季節の写真
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信州姥捨の千枚田、八ヶ岳山麓の収穫風景
稲作は瑞穂の国日本の誇り。「耕して天に至る」と形容される様に、
頂きまで続く手入れされた棚田風景は、日本の原風景とも言えます。
被災した輪島の千枚田。九百九十九枚まで数え、足りない一枚は菅笠の下に有ったと
民話にも有りますが、同様の風景は全国に広がっていました。
写真は、田毎の月で有名な姥捨の千枚田、そして、棚田では有りませんが、
八ヶ岳山麓の収穫風景です。
引き続く災害と高齢化により、日本の原風景、誇りでもある田園風景が
失われつつあるのは、本当に残念でなりません。
俳人は農業に無関心と言われます。農事関連の季語の少なさがそれを如術に物語って
いるようです。何時までも、残って欲しい日本の原風景ですね。
最近のトピック
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主宰の1句
『暁紅』平成30年「卯波」より。軍鶏の瞳を縁取る金環が秋の澄んだ空気の中にくっきりと映えている。さやにの措辞により秋めけりが引き立ち、明るく澄み切った空の色まで感じ取れる。
「雉」俳句会について

「雉」主 宰 田島和生(たじまかずお)
略 歴
昭和12年 石川県加賀市生まれ
昭和51年 沢木欣一主宰「風」同人
昭和60年 林徹主宰「雉」創刊同人
平成14年 超結社「晨」同人参加
平成20年 「雉」主宰継承、現在に至る。

句 集
『青霞』(平成5年1月)
『鳰の海』(平成19年12月)
『天つ白山』(平成27年3月)
著書・編著書
『新興俳人の群像「京大俳句」の光と影』
(思文閣、平成17年)
(第20回俳人協会評論賞受賞)
『文学に登場した播磨の昨今』、
『俳句有情』(エッセイ集)、
『飛鳥を歩く』、『えひめ俳句歳時記』、
俳人協会評議員、日本現代詩歌文学館評議員、
京都朝日カルチャーセンター元俳句講師、
大阪俳句史研究会会員、
主宰推薦句
令和八年九月号
蛍火へ大きな闇の降りてきし 鈴木 厚子
法師蟬渓の詰まりに村一つ 水野 征男
光るもの宙に捕らへて夏燕 大前 貴之
風薫る僧が着替への三畳間 久保 方子
雨あとの山蛭うねる浮根かな 新谷 亜紀
被爆樹に青大将や雨上り 黒田 智彦
雲の峰線路工夫の黙々と 寺田 記代
アトリエの画帳を歩く子蟷螂 清岡 早苗
夜に入りて激しき雨や桜桃忌 太治 都
蛞蝓のひとすぢ光る行方かな 海野 正男
教卓の花の水替ふ芒種かな 新本 孝子
ブロンズの乙女を洗ふ緑雨かな 佐藤 泰子
濃紫四葩を伝ふ雨しづく 小林れい子
木下闇愚痴聞き地蔵耳大き 廣兼 厚子
咲き満ちて湖に垂るるや栗の花 鷹野ひろえ
びんづるの頭の艶や青葉風 鷹野 早苗
夫の名の並ぶ過去帳黴拭ふ 原 万代
蛇の衣くるりと捲かれ展示され 渡邉小夜子
木斛の小さき花降る誓子句碑 福田 澄代
武家町の家紋瓦や青葉光 辻江惠智子
緑なす伊賀の城山雨の中 山田 流水
神泉の底を蟹這ひ梅雨入かな 椿 恒平
山城をそびらに鮎の竿を振り 林 暁子
青嵐吉野秘仏の忿怒相 向平まゆみ
青桐や語り部掲ぐ炎の画 廣田 華子




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