【 第139回ネット俳句 2026年10月募集中。】
● 応募締め切りは 10月20日(火)21時 です。
中学生、高校生の方からの応募もお待ちしております。
●投句はお一人三句です。
数回投句頂いた場合は、最後の三句をもって応募句とさせて頂きます
のでご了承ください。
なお、既発表句の応募はご遠慮下さい。
入選句は2026年11月10日までに、 「雉」ホームページで公開いたします。
少々の手直しをして公開することがありますので、ご了承ください。
俳句ご投稿は下の「雉」俳句会 ネット応募の画像をクリックして下さい。

ネット俳句 選者紹介
小林美成子(こばやしみなこ)
平成14年 雉同人
(主な受賞歴)
平成27年度・平成28年度NHK全国俳句大会大賞受賞
(代表句)
子規の忌を もつて風鈴 外しけり
全社員 十三人の 花筵
林さわ子 (はやしさわこ)
平成15年「雉」同人
(主な受賞歴)
令和元年「雉賞」
(代表句)
水暗し 泰山木の 花の下
魂送 山の匂ひの 濃くなれり
藤戸紘子(ふじと ひろこ)
平成23年「雉」同人
句集 「新樹光」
(代表句)
金髪を 束ね女身は 滝行す
太刀魚の きらりひらりと 立泳ぎ
松永亜矢(まつなが あや)
平成21年「雉」同人
(主な受賞歴)
平成26年「雉賞」
(代表句)
啓蟄や子の靴下の丸き穴
月明を歩いて帰る球児かな
第138回入選句並びに特選句
藤戸紘子 先生入選句
落ちるほど赤く燃えゆく秋夕焼 森佳月 (大阪府)
腰落とし手足素速き阿波踊り 堀ノ内和夫 (奈良県)
かの人の袖ひるがへる星月夜 立野音思 (神奈川県)
岩風呂や湯波に揺るる月の影 月影鏡水 (千葉県)
水澄むや鯉の影落つ小賽銭 五福 (沖縄県)
秋驟雨けぶれる森の暗みけり 紗藍愛 (広島県)
秋刀魚焼く五軒長屋のひとところ 辻雅宏 (岐阜県)
高く裂くる柘榴に夕日残りけり 原洋一 (岡山県)
曼珠沙華父祖も上りし墓の道 本田英夫 (東京都)
夏疲れすつかり落とす坊主刈り 表孝征 (広島県)
人去ればもとの閑けさ夕花野 峰乱里 (兵庫県)
蚊に食われ神木こする馬の尻 髙橋勝久 (神奈川県)
ひと風に百様の揺れ秋の花 後藤允孝 (三重県)
敗荷やこころの鎧ぬげぬまま 坂口穣 (群馬県)
仲麻呂は墓も残せず秋の暮 西本匠 (奈良県)
秋遍路襟を正して太子堂 近江菫花 (滋賀県)
農夫去り落穂拾ひのひもす鳥 林淑子 (神奈川県)
藤戸紘子 先生特選句
爽籟や能面少し上を向く 遠藤惠子 (静岡県)
野外能の景。能面は向きにより感情表現をするが、上向きは喜びの表現である。
爽籟と能面の表現の相乗効果により秋の野外能の舞台の清々しさが伝わってくる。
押し黙る子にため息や秋の暮 葉月庵郁斗 (大阪府)
幼い頃は親の小言に生意気な口答えをしていた子が成長とともに口を利かなくな
る。それは成長の一段階と理解していても親としては寂しい限りである。
竜飛崎天心に落ち流れ星 中村良一 (滋賀県)
津軽海峡最北端の灯台から見た夜空の景。天心を見る視点を空の彼方に置くと流れ
星は天心へ向け落ちていくように見えるだろう。上下の概念は地球上のみ有効であろ
う。宇宙に視点をおく雄大な想像力に感嘆した。
松永亜矢 先生入選句
遠くより歓声上がる運動会 堀ノ内和夫 (奈良県)
岩風呂や湯波に揺るる月の影 月影鏡水 (千葉県)
秋刀魚焼く五軒長屋のひとところ 辻雅宏 (岐阜県)
新刊に季節の栞昼寝覚 西田順紀 (大阪府)
真直ぐにモップ走らせ秋高し 辻本清子 (大阪府)
爽籟や能面少し上を向く 遠藤惠子 (静岡県)
朝顔を愛でて散策路地の裏 表孝征 (広島県)
人去ればもとの閑けさ夕花野 峰乱里 (兵庫県)
秋灯下施設の姉にメール打つ 西村音羽 (愛知県)
遮断機の音も肴か月見酒 坂口穣 (群馬県)
長き夜の深みへ落ちてゆく孤独 宇田川成一 (京都府)
山の色ふるさとの色秋茜 宇田川成一 (京都府)
松永亜矢 先生特選句
ごはんよと母の呼ぶ声秋ともし 森佳月 (大阪府)
掲句の子が、幼くても大人であっても、素直に母の愛情が伝わる。季語の力。
人を恋ふ秋の海辺のカフェテラス 五福 (沖縄県)
夏は多くの人で賑わった海辺も、秋になると一気に静かになる。カフェテラスと具
体的なので目に見える。
水澄むや鍵盤走る白き指 峰乱里 (兵庫県)
屋外でのピアノの演奏だろうか。流れるような指の動きと白さが水澄むとよく合っ
ている。空気も澄んでいるだろう。
特選おめでとうございます。
選評はこれからの句作の参考になさってください。
