【 第131回ネット俳句 2026年2月募集中。】
● 応募締め切りは 2月20日(金)21時 です。
中学生、高校生の方からの応募もお待ちしております。
●投句はお一人三句です。
数回投句頂いた場合は、最後の三句をもって応募句とさせて頂きます
のでご了承ください。
なお、既発表句の応募はご遠慮下さい。
入選句は2026年3月10日までに、 「雉」ホームページで公開いたします。
少々の手直しをして公開することがありますので、ご了承ください。
俳句ご投稿は下の「雉」俳句会 ネット応募の画像をクリックして下さい。

ネット俳句 選者紹介
小林美成子(こばやしみなこ)
平成14年 雉同人
(主な受賞歴)
平成27年度・平成28年度NHK全国俳句大会大賞受賞
(代表句)
子規の忌を もつて風鈴 外しけり
全社員 十三人の 花筵
林さわ子 (はやしさわこ)
平成15年「雉」同人
(主な受賞歴)
令和元年「雉賞」
(代表句)
水暗し 泰山木の 花の下
魂送 山の匂ひの 濃くなれり
藤戸紘子(ふじと ひろこ)
平成23年「雉」同人
句集 「新樹光」
(代表句)
金髪を 束ね女身は 滝行す
太刀魚の きらりひらりと 立泳ぎ
松永亜矢(まつなが あや)
平成21年「雉」同人
(主な受賞歴)
平成26年「雉賞」
(代表句)
啓蟄や子の靴下の丸き穴
月明を歩いて帰る球児かな
第130回入選句並びに特選句
藤戸紘子 先生入選句
寝たきりの妻といっしょに初笑 森佳月 (大阪府)
ひややかな菩薩の肌や月冴ゆる 中村良一 (滋賀県)
今年また妻とふたりのお節かな 垣内孝雄 (栃木県)
小さき手に背を労られ年の餅 五福 (沖縄県)
一賀状墨痕凛と午一字 西田順紀 (大阪府)
枯れ果てし庭草の中冬薔薇 北川茂代 (京都府)
夕日さす沼のほとりや寒桜 吉沢美佐枝 (千葉県)
黒髪を結ひて少女や初稽古 藤嶋照久 (大分県)
窓よぎる比良の暮雪や湖西線 辻雅宏 (岐阜県)
外に出たき子は歩きたて蕗の薹 峰乱里 (兵庫県)
初場所の呼出の声響きけり 松井博介 (兵庫県)
初雪や客の途絶えぬ夜鳴き蕎麦 立野音思 (神奈川県)
出港の汽笛に集ふ冬かもめ 遠藤英二 (静岡県)
天平の礎石に白き霜の花 後藤允孝 (三重県)
仏間より祖母の勤行軒氷柱 横山道男 (岐阜県)
木造の町の教会冬薔薇 佐藤けい (神奈川県)
破調には破調のリズム寒明忌 宇田川成一 (京都府)
雪しまき気を研ぎ澄ます調香師 立野音思 (神奈川県)
数種の香水を調合して新しい香水を作る調合師。自分の嗅覚のみが頼りの繊細な作
業である。張り詰めた空気の室内。音を遮断した窓外は激しい吹雪。静と動の対比が
見事。
遠伊吹股よりのぞき蕪を引く 西村音羽 (愛知県)
日本武尊を返り討ちにした伊吹山の神。その霊峰を股の間からのぞくとは無礼千万
だと思うが、下五で伊吹山の近くに住む農家の方とのことで納得。彼の関心は蕪の出
来だけなのである。惚けた可笑しみを感じる。
三代にわたる紬や女正月 龍野ひろし (神奈川県)
紬は絹織物で自然の光沢と素朴な風合いで広く愛され、その耐久性の強さから何代
にもわたって着続けられた。この句はちょっとくだけた女正月の席。祖母・母と受け
継いだ紬を着て出席するのは相応しい装いである。
松永亜矢 先生入選句
初日の出参道の影混み合ひぬ 堀ノ内和夫 (奈良県)
人生は二道続き冬深し 鈴木清 (千葉県)
クラクション突き抜けてくる冬木立 森佳月 (大阪府)
寝たきりの妻といっしょに初笑 森佳月 (大阪府)
今年また妻とふたりのお節かな 垣内孝雄 (栃木県)
ニ番手でいいよいいよと春を待つ 辻本清子 (大阪府)
もじもじとふたり並んで冬茜 深森明鶴 (大阪府)
年の暮雑踏の中ひとりかな 松井博介 (兵庫県)
蘇るあの日の影や暖炉燃ゆ 立野音思 (神奈川県)
雪しまき気を研ぎ澄ます調香師 立野音思 (神奈川県)
冬の雨湯気立ち昇る温泉街 遠藤惠子 (静岡県)
トースターの餅機嫌よく膨らめり 遠藤英二 (静岡県)
木造の町の教会冬薔薇 佐藤けい (神奈川県)
編みかけのマフラー胸をきゅっと刺す 北川茂代 (京都府)
想像をかき立てられる。以前に編みかけたまま、ともとれる。
翳りなき冬田を渡る風の音 吉沢美佐枝 (千葉県)
晴れた日の鋭い風の音。冬田の広さも感じられる美しい景。
二日早や湯に時事談議爺二人 本田英夫 (東京都)
時事とは、今の世の中らしく納得。季語を初湯にするのもいい。
特選おめでとうございます。
選評はこれからの句作の参考になさってください。
