【 第132回ネット俳句 2026年3月募集中。】
● 応募締め切りは 3月20日(金)21時 です。
中学生、高校生の方からの応募もお待ちしております。
●投句はお一人三句です。
数回投句頂いた場合は、最後の三句をもって応募句とさせて頂きます
のでご了承ください。
なお、既発表句の応募はご遠慮下さい。
入選句は2026年4月10日までに、 「雉」ホームページで公開いたします。
少々の手直しをして公開することがありますので、ご了承ください。
俳句ご投稿は下の「雉」俳句会 ネット応募の画像をクリックして下さい。

ネット俳句 選者紹介
小林美成子(こばやしみなこ)
平成14年 雉同人
(主な受賞歴)
平成27年度・平成28年度NHK全国俳句大会大賞受賞
(代表句)
子規の忌を もつて風鈴 外しけり
全社員 十三人の 花筵
林さわ子 (はやしさわこ)
平成15年「雉」同人
(主な受賞歴)
令和元年「雉賞」
(代表句)
水暗し 泰山木の 花の下
魂送 山の匂ひの 濃くなれり
藤戸紘子(ふじと ひろこ)
平成23年「雉」同人
句集 「新樹光」
(代表句)
金髪を 束ね女身は 滝行す
太刀魚の きらりひらりと 立泳ぎ
松永亜矢(まつなが あや)
平成21年「雉」同人
(主な受賞歴)
平成26年「雉賞」
(代表句)
啓蟄や子の靴下の丸き穴
月明を歩いて帰る球児かな
第131回入選句並びに特選句
藤戸紘子 先生入選句
幸せは不定形なり春の雲 森 佳月 (大阪府)
子らの居ぬ児童公園空っ風 鈴木 清 (千葉県)
梅の香や今年限りの鍬を振る 高島郁夫 (埼玉県)
寄書きに綴れぬ思ひ寒桜 立野音思 (神奈川県)
日溜りの枝垂桜の芽吹きかな 吉沢美佐枝(千葉県)
老いの背に沁むる伊吹の雪解風 辻 雅宏 (岐阜県)
白杖の音地下道にさゆる朝 北川茂代 (京都府)
高く漕ぐぶらんこの裏見ゆるまで 龍野ひろし(神奈川県)
せせらぎにひかりの翼水芭蕉 遠藤惠子 (静岡県)
春風に耳ピクピクとうさぎの子 遠藤英二 (静岡県)
笑顔よき子やたんぽぽの日の匂ひ 峰 乱里 (兵庫県)
手鞠麸の華やぐ御膳雛祭 近江菫花 (滋賀県)
破れ垣を乗り越へて来る猫の恋 ひろ志 (神奈川県)
目借時俳句手帳はまだ白紙 西本 匠 (奈良県)
麗らかや神馬うとうと腹の子と 高橋勝久 (神奈川県)
碗の中茶筅さくさく若草野 林 淑子 (神奈川県)
幼児の一言は詩よ桃の花 後藤充孝 (三重県)
受験子のショパン弾く指あらあらし 西村音羽 (愛知県)
ショパンはノクターン、別れの曲、幻想即興曲など繊細で抒情的な曲で有名。
この句の子は荒々しいタッチでショパンを弾いている。受験の前か後かは不明
だが、子の心の不安や焦り、自分に対する怒りかもしれないが、切ない心情を
的確に表現された一句。
誰よりも深きお辞儀や卒業子 葉月庵郁斗 (大阪府)
何と健気な子だろうか。何かの事で先生に面倒をかけたのかもしれない。
何もかも承知の上で暖かく見送る先生。爽やかな人生の一場面。
寒の池鶚の爪に魚光る 堀ノ内和夫 (奈良県)
鶚はタカ科。大きさは鳶にほぼ同じ。上空より魚影を見つけると急降下。
餌を捕えた一瞬の景。鋭い爪に捕えられた魚からは光りながら滴る水。
生存競争の厳しい一面でもある。
なお、鶚はカタカナ表記であったが、カタカナは外来語のみに使用されたい。
松永亜矢 先生入選句
梅が香や隧道抜けて里ひらく 中村良一 (滋賀県)
幸せは不定形なり春の雲 森 佳月 (大阪府)
春の風邪目刺二つと酒一合 垣内孝雄 (栃木県)
風花の祇園を出でて別れけり 宇田川成一(京都府)
あは雪や昨日のことが曖昧に 宇田川成一(京都府)
立春の朝の光に力湧く 松井博介 (兵庫県)
春立つや目標超ゆる万歩計 龍野ひろし(神奈川県)
会話なき二人の朝や蜆汁 葉月庵郁斗(大阪府)
ふらここ漕ぐ幼き日々の揺れ揺れて 遠藤惠子 (静岡県)
参道に蕗味噌ありの札の店 西田順紀 (大阪府)
コーヒー注ぎ心整う冬の朝 佐藤けい (神奈川県)
寄書きに綴れぬ思ひ寒桜 立野音思(神奈川県)
最後まで伝えられなかった思いが何か。寒桜で、
切なさが強く伝わってくる。
受験子のショパン弾く指あらあらし 西村音羽(愛知県)
受験曲のショパンではないと想像する。
受験を控えた不安定な気持ちが伝わってくる。
幼児の一言は詩よ桃の花 後藤充孝(三重県)
純真な子供の言葉は、時に詩かもしれない。桃の花が効いている。
特選おめでとうございます。
選評はこれからの句作の参考になさってください。
