季節の写真
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東京奥多摩の桜風景
桜は日本を代表する花、靖国神社内の標本木の開花を、今か今かと待ち望むのは毎年御馴染みの光景と成っています。
温暖化の影響か、年々開花も早まっている様で、満開の桜にピカピカの一年生の取り合わせも最早過去の物となりそうですね。
私は一気に満開を迎えるソメイヨシノではなく、里山にひっそり咲く山桜に惹かれる一人。
写真はそんな奥多摩日原と小河内ダム周辺の桜の光景です。
日原は鍾乳洞で知られていますが、往時は石灰石の採掘で賑わい、専用軌道まで敷設されていましたが、今は過疎の山村の一つ。
集落を見下ろす様に毎年満開の花をつける山桜の姿は見事の一言です。
小河内は、ダム建設にあわせて植林したものですが、真っ青な湖面に花の白が映え、こちらも見応え十分。いよいよ、シーズン到来ですから、是非吟行に出掛けてみてください。
青梅線終点の奥多摩駅から西東京バスも出ております。
最近のトピック
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主宰の1句
『暁紅』平成29年「瀑布」より。
満開の桜の樹の下では誰もが優しく満たされた気持ちになる。
嬰児を慈しむ温かい眼差しが感じられる。
花筵の季語が生きて、穏やかな幸福感に溢れた一句となった。
「雉」俳句会について

「雉」主 宰 田島和生(たじまかずお)
略 歴
昭和12年 石川県加賀市生まれ
昭和51年 沢木欣一主宰「風」同人
昭和60年 林徹主宰「雉」創刊同人
平成14年 超結社「晨」同人参加
平成20年 「雉」主宰継承、現在に至る。

句 集
『青霞』(平成5年1月)
『鳰の海』(平成19年12月)
『天つ白山』(平成27年3月)
著書・編著書
『新興俳人の群像「京大俳句」の光と影』
(思文閣、平成17年)
(第20回俳人協会評論賞受賞)
『文学に登場した播磨の昨今』、
『俳句有情』(エッセイ集)、
『飛鳥を歩く』、『えひめ俳句歳時記』、
俳人協会評議員、日本現代詩歌文学館評議員、
京都朝日カルチャーセンター元俳句講師、
大阪俳句史研究会会員、
主宰推薦句
令和八年三月号
よく透るこゑにつきくる雪ばんば 鈴木 厚子
森深く入る熊除けの杣の鈴 永田 由子
親しくもつれなくもあり雪螢 小林美成子
高松塚古墳の上の冬雲雀 小谷 廣子
冬波のとどろく畦を歩きけり 林 さわ子
冬の崖むき出しの根が支へをり 藤井 亮子
拭き上げし琴にも注連を飾りけり 山田 初枝
笹鳴や男やもめの針仕事 黒田 智彦
しぐるるや渡し場跡の丸ポスト 濱本美智子
車座に仏具を磨き報恩講 𫝆田 舞子
元朝や母に深々挨拶す 松永 亜矢
蠟梅や水面を鯉の鰭よぎり 𫝆田 昌克
極月やペンキ塗り替ふ氷川丸 佐藤 泰子
廃工房裸像ころがり冬ざるる 望月 満理
落葉松の黒き木立や冬の雨 鷹野ひろえ
吹き上ぐる棚田の風や冬の蝶 鷹野 早苗
短日の落暉に光り男波かな 本多 静枝
山茶花の白き花散る旧家かな 山田 流水
桜榾崩れて甘く香るかな 椿 恒平
冬枯の昼なほ暗き閻魔堂 阪本 節子
数へ日や地球儀に浮く薄埃 西向寺倫子
廃校の隅のブランコ石蕗の花 松井英智子
綿虫や行脚の僧の薄衣 河本 秀也
精米所前に集ひて寒雀 山本 好子
手水舎の水こんこんと冬桜 埋金 年代











