田島主宰の「句会は楽しく俳句は厳しく」をモットーに、中野はつえ先生の指導のもと、
一人七句を提出(兼題と自由題)選句、選評をしています。
場所は御着城跡に建てられた御国野公民館において、月1回第2土曜日午後1時30分より4時まで勉強しています。
令和7年3月8日の句会が第271回となりました。
会員は8名(男3.女5)、少人数ですが和気藹々と学んでいます。
城を模した公民館の近くには、黒田家廟所、小寺大明神、播磨国分寺、檀上山古墳等史跡がたくさんあり、吟行に恵まれています。
3月8日の句会より
草萌や水路に高き水の音 はつえ
豆腐屋の声とぎれがち強き東風 あや子
若布干す浜の媼の威勢よさ 正則
山笑ふ身振り手振りの喃語かな 雅美
梅が香や一茶も訪ひし曽根の松 みち子
瀬戸内の波穏やかに彼岸入り 基子
東風に乗り潮におされて魚市場 敏夫
うららかや一合枡の賽銭箱 万代
原 万代 記
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