【お知らせ】
「立春」も過ぎて、歳時記も春へと変わり、編集部も1月より新体制へと変わりました。
新編集長に石井和子さんが就任され、副編集長には浜田さんと津川さん。
編集委員には堀向さん、海生さん、松永さん、甲野さん 大片さん(会計兼務)がそれぞれ就いております。
日頃から大変お世話になっている編集部ですから、引き続き会員の力で支えていきましょう。

「吾亦紅句会」 —新鮮な俳句表現を求めて―  

guest

静岡には『風』の元会員と、新たに参加した会員を含む、約60名からなる俳句集団「季節風」があります。『風』の写生を基盤に自由な発想と新鮮な俳句表現を追求し、15の句会が互に交流し乍ら毎月それぞれ俳句を楽しんでいます。又、年数回の同人鍛錬会や春秋の吟行会を実施し、隔月で機関誌「季節風」を発行しております。
私が主催する「吾亦紅句会」には、『風』出身の7名(「万象」「伊吹嶺」「雉」所属)が在籍してをり、毎月第一木曜日の午後1時から、静岡市の葵生涯学習センターにて句会を開催しています。句会では互いの句について活発な意見交換が行われ、充実した時間を過ごしています。

(令和6年10月3日の句会より)
地の果ては海のはじまり鳥渡る  逸美
蓮の実の飛んでカレーは中辛に  裕子
黄昏の風に笑み栗こぼれけり   ゆき子
夫の墓訪うて色無き風の中    たか
稗の穂の稲より高き登呂田かな  初枝
新米の袋の塞ぐ納屋の口     千代子
身を起こし咲く花のあり野分あと 美成子
                    
小林美成子記

【このページを削除しますか?】
PW:

コメント